診断・治療機器

呼気NO測定装置

喘息患者の気道炎症には好酸球という細胞が関与しています。好酸球性炎症の際、一酸化窒素(NO)が産生されます。近年、喘息患者の吐き出した息の中のNO濃度と気道炎症の程度が相関することが分かってきました。喘息の診断、治療効果の確認、治療の終了の判断の際、有用な指標となります。

 

 

超音波診断装置

心雑音の精査、心疾患の有無(心エコー)や腹痛の精査(腹部エコー)に有用です。

 

 

 

心電計

学校健診での心電図異常などの際、精査に使用いたします。不整脈や心伝導障害の診察に有用です。

 

 

血球数算定・CRP測定装置

微量な血液検体で数分で、赤血球・白血球・血小板数およびCRP値が測定できます。CRPは感染症とくに細菌感染症の際に上昇することが知られています。小児の重症感染症の診断に重要な検査で、その後の治療法の選択にも大きな影響があります。

 

 

顕微鏡

血尿・蛋白尿・膀胱炎など腎泌尿器疾患の精査に使用します。尿中の細胞を観察することにより、診断に有用な情報が得られます。

 

 

 

X線撮影装置

最新のデジタルX線 装置を導入しています。きわめて少ないX線量で、診断目的に沿った良質の画像が得られます。肺炎や喘息の診断、腸閉塞の疑いや腹痛の精査で威力を発揮します。

 

 

紫外線治療器

ナローバンドUVB照射機を導入しました。年長児の難治性のアトピー性皮膚炎に有効です